そもそもデザイナーって何だ?

デザインの秋もGood design award の発表を持って、2018年のデザイン祭りは終焉を迎えたのかな?ん?まだ、Designartがあるか…

さて、このデザインって一体何なんですか?という論議がSNSや講演の場でさまざまな解釈から行われていますね…
年々、ヒートアップしているような感じです。
IDEOのような大所帯向け集団ワークショップ&ファシリテーターセットもデザイン、ピンデザイナーが色形で示すのもデザイン。心理学的な方がインナーブランディングを行うのもデザイン……言い出したらきりが無い….

一体どれがデザイン???(この持論については次回のお話しにします。)

それに輪をかけるように「デザイン思考」という言葉の乱用…この言葉は一般の方は使わない言葉。
「デザイン思考」という語を使うのは正真正銘のプロのデザイナーか、またはそう思い込んでるデザイナー(?)ですよね。

では。。。そもそもデザインやデザイン思考の成果って何ですか?と聞かれた場合のこと。
大体がモニョモニョmonyomonyo……そしてより問うと仕舞いには泣き出す(ToT)…怒り出す💢     まぁ、それはいいです。

デザインを活用するとか、僕はデザイナーですと世間に堂々と示すのであれば、
きちんと自身が責任を持てるデザインの成果を示すことだと思うのです。

その成果は仮説でもいいんです。
そもそも世の中のデザインが成果をもたらしたであろうモノやサービスは、全て仮説からスタートしているのです。
よく「ゼロからイチを作る」という方もいますが正直…そういう方に「あなたは港区予言者ですか?」と愛の嫌味を言ってあげたい。

話がそれましたが….

「語り部」志向が強く、語るだけ語ってそれを実現できなければデザイナー自体の存在が危ぶまれる。。。と思います。。

デザイナーは「共感」を呼び「共鳴」させられることができるか?が重要です。
私は今までに共感できるデザイナーには今までたくさん会いました。
でも。。。共鳴した!という方と出会ったことはわずか。。

こんなことを語っている僕は10年ほど、「デザイナー」を語っておりました。
しかし、最近は僕は世間で言われる「デザイン提唱者」ではあるが「デザイナー」ではないと自負しております。
なぜかというと「デザイン思考」とやらが嫌いだからです。技術研究が僕の思考。テクニカル思考??って言うんですかね?

今回のテーマ「そもそもデザイナーって何だ?」の仮説をカキコして締めます。
「デザイナー」=仮説実証者

そういうデザイナーさんとともに、仕事をしていきたいです。うちはクリエイティブエンジニアリングという「技術改革」というビジョンを示している会社です。
このワークフローに「デザイン」は1要素として当然入ります。しかし、「デザイン思考」ではないと思うので、その道のプロがもし、いらっしゃれば。。。一緒に仕事をしていきたいと思います。

分倍河原おじさん 記

 

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