体験してわかることが重要な時代

みなさん、こんにちは!7月も終わりですね〜。

札幌に事務所があった昨年までは、7月の終わりになると。。。

「スノーダンプ壊れていたかな。。。??」

など。。冬のことをイメージしていましたね。。

埼玉に移転したらそんな心配は不要ですね。。

さて、前回のブログで書いた「冬のモビリティー」名付けて。。

「スノートレーサー」

試作品の試乗を乗鞍高原の「大雪渓」で行ってきました!

試走前日に我々デザインチームと札幌からクライアント及び技術開発会社のメンバーが松本市に集まりました。

その日はそのまま、のんびりと過ごそうと思いきや、ホテルの駐車場で何やら。。

段取りを始めました。。。技術的に不安な部位の話し合いや、機能部品のメンテなどみなさん

翌日の試走に期待と不安を抱えながら「うまくいきますように!楽しめますように!」と祈りながら作業を進めていました。

そして、当日!9:00にホテルを出て、11:30頃乗鞍高原大雪渓につきましたぁ!!

チャーターバスから早速、スノートレーサーを下ろしスキー板を取り付けて、シートをつけて。。。

いざ!滑走!!!びゅーーーん!!

50歳前後のおじさんたち(一人だけ40代のおばさん)が少年のようにわいわい騒ぎながら真剣に試走を繰り返します。

しかし、体力も限界。。。休みながら。。

また、滑走!時には。。。危ないっ!!

このシーン、ほんとやばかったです。。でも、怪我なく一安心。。。で、また滑る!!

写真の後ろに大魔王が。。。w

試走滑走終わり、皆で意見交換と販売モデル試作(2次試作)について現場で協議!

そして夕方、メンバーは帰途に着きました。

この試走でメンバー全員が次の試作に向けて改善案を色々提案してくれることだと思います。

よかったか?悪かったか?は判断できませんが、僕はこの1次試作をクライアントさんに体感いただいたことが、当初から提案している「ビジネスモデルを無視しない範囲で自分の作りたいもの」という意味を理解していただいたと思うのです。

当初、弊社からはもっとシンプルで乗る人の体重変位(重心が傾くなど)だけで操舵する方法などを提案していましたが、僕がクライアントを紙面だけでは説得できなかったのです。でもその意図を今回の試走をきっかけに理解していただいたことに少しホッとしました。

正直、1次試作のブラッシュアップモデルではウインタースポーツ市場では厳しいところがあると思います。試作は総合的にとても良い出来でした。(部分的にダメなところもありますが。。)

よって、1次試作品を体験したことで「これはいらないよね?」「スキー場で受け入れてくれないのでは?」「簡易なこんな方法の方がダイナミックな滑走ができる」など意見がでたことを再考し、2次試作に取り掛かる意思をクライアントさんをはじめ、協力メンバーからもいただき、大変期待が持てますね!

2次試作はもう、計画に取り掛かっており、発表は「販売モデル」として行う予定です。12月に発表する予定です!

 

 

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